ツール 作業効率化

ポモドーロタイマー「Strict Workflow」と「 Focus To-Do」を試してみた!

kamotani
2つの人気ポモドーロタイマーを試してみました!

 

本記事では集中を手助けする「ポモドーロテクニック」と、それを実施するためのツールである「ポモドーロタイマー」を紹介します!

 

今回紹介するポモドーロタイマーは2種類、Strict Workflow』と『Focus To-Do』です。

 

『Strict Workflow』はChrome拡張機能、『Focus To-Do』はChrome拡張機能の他にPCアプリとスマホアプリ版も存在します。

 

ともに特徴がありますが、僕個人としては圧倒的に『Focus To-Do』がおすすめです!

 

特に、ポモドーロタイマーを導入したけど、TODOリストとの併用が面倒に感じる方には特におすすめ!

 

その理由に関しても紹介と共にお伝えします!



そもそもポモドーロテクニックとは?どんな人におすすめ?

こんな方におすすめ

  • TODOリストと併用できるポモドーロタイマーを探している
  • 自分に合ったポモドーロタイマーを探しているがなかなか見つからない
  • ポモドーロテクニックで集中した時間と成果を確認したい
  • 多機能ポモドーロタイマーを探している

 

 

ちなみにポモドーロテクニックとは、イタリアの作家フランチェスコ・シリオ氏によって考案された時間管理術です。

 

その方法はとてもシンプルで、25分間の集中と5分間の休憩を繰り返すというものです。

 

取り組むタスクを25分間隔で分割し、間に5分を休憩をはさみ、それを繰り返す、という内容になります。

 

これは心理学では「締め切り効果」や「デッドライン効果」と呼ばれているもので、時間を短く区切ることで管理しやすくなり集中力がアップする、といった効果があります。

 

また、ポモドーロテクニックをきちんと実践できていれば、短時間で集中状態を引き起こすことも容易になり、自分の集中力をコントロールする訓練にもなります。

 

ポモドーロテクニックについては以下の記事でも紹介していますので、興味のある方はご一読いただければありがたいです!

 

集中力をコントロールする『超集中力』要約 ~集中力の鍛え方編~

続きを見る

 

ちなみに、集中に入る時間には個人差があるので、区切る時間(1ポモドーロ)は20分・30分と変更してかまいません。

 

大事なのは、作業時間できっちり集中した状態に入り、もうちょっとやりたかったな、という状態で休憩時間を迎えることです。

 

そしてそのポモドーロテクニックを実践するためのツールが、「ポモドーロタイマー」です。

ポモドーロタイマーはいろいろある

ポモドーロタイマーはいろいろと種類があります。ちなみに僕の場合は以下の条件を満たすことを探していました。

1.作業時間・休憩時間の長さを自由に設定したい

2.作業時間のレポート(何をどれだけやったか)を見たい

3.タスク管理も一緒にしたい

上記の理由を考慮しつつ、2つのポモドーロタイマーの『Strict Workflow』と『Focus To-Do』を使用してみた使用感をお伝えしたいと思います!

 

結果から言うと、ポモドーロテクニックが自分に合っているかのお試しには『Strict Workflow』がおすすめです。

 

長期的かつがっつりポモドーロテクニックを実践したい方には、断然『Focus To-Do』がおすすめです。

 

その理由を、2つのツールの機能紹介とともに紹介します。



1.『Strict Workflow』

『Strict Workflow』のメリット・デメリット

『Strict Workflow』はChrome拡張機能のポモドーロタイマーです。以下に主な特徴をまとめました。

メリット

・UIや設定がとってもシンプル

・作業中のChromeでのサイトの閲覧を制限できる

デメリット

・レポート・長い休憩を定期的に入れる、など詳細な設定はできない

・一時停止ができない

・タスク管理などの機能はない

・Chromeを閉じるとタイマーも止まる

こちらの最大の特徴は閲覧サイトを制限できるという点に作ると思います。

 

それ以外はとても質素な機能ですので、ポモドーロテクニックが自分に合っているか試験的に実施してみたい、という方にはうってつけのツールといえます。

 

ダウンロードは以下ページにアクセスし、「Chromeに追加」をクリックすることで、拡張機能として追加することができます。

 

 

ちなみに、僕はデメリットの「Chromeを落とすとタイマーも止まる」が致命的過ぎてダメでした。。。

 

Chromeはメモリ消費が半端ないので、音楽制作などを行うとき余計に立ち上げるとかなり負担なんですよねぇ。

 

あと、どうせ時間を測定しているならTODOも欲しい。いろいろとアプリが分散すると管理が大変です。できるだけ一元化するのがおすすめです。

『Strict Workflow』の使い方

ダウンロードするとChromeのツールバーにトマトのマークが追加されます。

 

ダウンロード後のChromeツールバー

 

タイマーを開始してポモドーロを行う前に各種設定できることを見ていきたいと思います。

 

設定を開くには上記のトマトマークを右クリックし、「オプション」を選択します。すると以下の画面が表示されます。

 

Strict Workflow設定画面

Block the sites on the list」に入力されているリストが、作業中に閲覧を制御するサイトリストです。

 

ちなみに「Block」の部分はプルダウンリストになっていて、「ONLY arrow」に変更するとそのサイトのみ閲覧が可能となります。

 

なお、URLリストはタイマーストップ時に編集可能です。

 

その下のチェックボックスは上から、「タイマー終了時通知表示するか」「タイマー終了時音声通知するか」「実行中のタイマークリックで再起動するか」です。

 

これはデフォルトのままで問題ないと思います。

 

設定画面を閉じツールバーのトマトマークをクリックすると、設定した時間のポモドーロが開始されます。

 

ポモドーロ中に観覧不可リストを開くと以下の画面が表示され閲覧できないようになります。

閲覧不可リストのサイトを開いた時の表示画面

 

2.『Focus To-Do』

Focus To-DoはChrome拡張以外に、PCアプリ・スマホアプリでもダウンロードできるポモドーロタイマーです。

 

以下iOSとアンドロイドのインストールページです。

Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理

Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理
開発元:Shenzhen Tomato Software Technology Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

PC版とChrome拡張のインストールページは以下になります。

Microsoftアプリ ダウンロードページ

Chrome拡張機能 ダウンロードページ

 

こちらは上記で紹介したStrict Workflowとは違い、タイマー以外のカスタマイズに特化したアプリになります。

 

ポモドーロタイマーとしての機能はもちろんのこと、作業時間や実施プロジェクトのレポート機能や、

 

プロジェクトの期限設定などタスク管理としての機能もあるほか、有料版(買い切り1080円)では、PCやスマホなどデバイス間で同じアカウントの共有ができます。

『Focus To-Do』のメリット・デメリット

メリット

・プロジェクト(タスク)ごとにタイマー起動ができる

・レポート(どのプロジェクトにどれぐらい時間を使ったか)が確認できる

・プロジェクトに期限やリマインダー、サブタスクなどを設定できる

・カスタマイズが方法(アラーム音が多彩、長い休憩を設定できるなど)

・タイマーの一時停止・スキップが可能

・TODOリストとしても活用できる

デメリット

・サイトの閲覧制限はできない

・機能が豊富な分使いこなすのが少し難しい

上記を見ていただくと分かるように、Focus To-Doはポモドーロタイマー兼タスク管理アプリとなります。

 

そしてレポート機能がとてもうれしい!レポートは自分で作成するのでなく、保存されている履歴をもとに自動生成してくれます。

 

アプリ版のレポート

 

 

今自分が何に注力しているか、逆に何がおろそかになっているかを可視化してくれます。

 

その他さまざまな機能がありますので、使い方と共に見ていきたいと思います。

『Focus To-Do』の使い方

デメリットに使いこなすのが少し難しいと記載しましたが、一度作ってしまえば覚えれる範囲のレベルです。

 

ダウンロードすると、TOPメニューが表示されます。

 

プロジェクトは最低1個以上必要なため、受信箱というプロジェクトが最初から存在しています。

 

まず左下の「プロジェクトの作成」をクリックします。

クリックするとプロジェクト名の入力とともに、プロジェクトカラーを選択します。

 

プロジェクトが作成できたら、その時点でそのプロジェクトを対象にタイマーを開始することができます。

 

作成したプロジェクト。 タスク>サブタスクと階層関係を作成することが可能。

僕はOneNoteで思い立った時にやることリストを作成し、その後そのリストをFocus To-Doに同期する形で運用しています。

 

プロジェクトの詳細はOneNoteに、進捗・タスク管理はFocus To-Do、という感じで使用しています。

 

また、1ポモドーロ(1作業)の時間と休憩時間を設定できるのは、ほかのポモドーロタイマーも同様ですが、Focus To-Doには長い休憩を設定する機能もあります。

 

長い休憩はその時間と、何ポモドーロで挟むかも設定できます。これが案外ほかのタイマーにはなくうれしい機能です。

設定画面。日本語なので分かりやすい。

あとは、タイマー音がかなり多いです。

これはまぁ、必要か人それぞれ好みが分かれる機能ですね。僕はどちらでもいい派です(笑)。

肝心な機能を忘れてました。

レポートは画面右上右から3つ目のボタンをクリックすると確認できます。

僕は始めたばかりなので少し寂しい感じですが、

これを様々なタスクで埋めていきたいと思います。

こういう振り返りが個人的に好きなのでモチベーションアップにつながります。

 

後はというとFocus To-Doは基本無料ですが、月額1000円のプレミアムプランもあり、こちらでは各デバイス間で同じアカウント情報で使用できたり(最大 10 台)、さらに機能解放されるようです。

 

僕は無料プランでも十分楽しく使用させてもらってます!

ポモドーロタイマーを使用してアウトプット実践!

ポモドーロタイマーがダウンロードできたら、ポモドーロテクニックをフル活用してアウトプットしていきましょう!

 

ポモドーロテクニックと並行して実践すればその効果を発揮できるアウトプット術を以下の記事でまとめています。

 

気になった方はぜひご一読いただければ嬉しいです!

 

図解で解説『アウトプット大全』要約 ~アウトプットの重要性編~

続きを見る

まとめ

ポモドーロタイマーはかなりの数があり、どれを使用すればいいかかなり迷っていしまう方も多いと思います。

 

とにかく大事なことは、自分がどういったシーンで利用したいか、そのためにどんな機能が必要かをしっかり意識することかと思います。

 

また、ポモドーロテクニックがどうしても肌に合わない方もいらっしゃると思います。

 

あくまでポモドーロテクニックは目的を効率よくこなすための手段ですので、それぞれ自分に合った時間管理ができれば一番!

 

その判断材料にこの記事が少しでも役に立てば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました!

追記:『Focus To-Do』の有料版購入編

1か月後、『Focus To-Do』の有料版を購入しました。

 

以下の記事で有料版の機能説明と1か月使用して便利に感じたポイントをまとめてます。

 

有料版の購入を検討している方はご参考にしていただければ嬉しいです!

ポモドーロタイマー兼TODOアプリの決定版!『 Focus To-Do』有料版と無料版の使い方を徹底検証!

続きを見る

 




 

 

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