書評

アウトプット大全流ブログ術 ~ブログのメリットと継続の3つのコツ~

kamotani
ベストセラー書籍「アウトプット大全」のブログ術を紹介します

本記事では、アウトプットに関する実践方法をまとめベストセラーとなった「アウトプット大全」に収録されているブログ術について紹介します!

 

『アウトプット大全』は作家であり精神科医もある樺沢紫苑さんの、アウトプットについて紹介している書籍です。

 

本書ではアウトプットを「話す」「書く」「行動する」という形式で紹介していますが、そのトレーニング編として「ブログを書く」ということをお勧めしています。

 

その理由とメリットを紹介していきたいと思います。

 

また、ブログを継続させるためのコツについても紹介していきたいと思います!



ブログでのアウトプット:3つのメリット

「書く」能力が高まる

毎日ブログを書くことでアウトプットする習慣が身に付きます。

 

これにより文章を書くスピードはもちろん、文章の質も向上します。

 

その最大の理由としては、ただの日記と違い、ブログは第三者の目に触れることにより程よい緊張が生まれるからです。

ネット上に文章を書くことには、責任が伴います。

誤りや誤解を招く表現は避けるべきです。

そうした緊張感があるからこそ、集中力を高めて真剣に書く。

文章は上達し、飛躍的な自己成長が起きるのです。

『アウトプット大全』 P254 アウトプット力を高める7つのトレーニング法 より

もし文章の練習をオフラインで行っている人は、思い切ってブログという形式に切り替えると今までは見えなかった発見があるかもしれません。

日常の中で気づきが増える

これは僕自身強く感じることですが、ブログを真剣に始めてから、自分の悩みや実現したいことに敏感になります。

 

それはブログには「ブログに書くことは昨日自分は解決したかったことを書く」と意識しているからだと思います。

 

自分の悩みの解決が、自分だけでなく誰かのためになると考えれば当然モチベーションのアップにつながります。

 

「アウトプット大全」では「日記を書く」ことにより「楽しい」を発見する力が高まる、と紹介しています。

日記は、基本的にポジティブな出来事や、楽しかった出来事を中心に書きます。

1日の中から「ポジティブ」と「楽しい」を思い出す作業を毎日行うことで、

ポジティブ思考が訓練されて、日常の中から「楽しい」を発見する能力が高まります。

『アウトプット大全』 P241 アウトプット力を高める7つのトレーニング法 より

日記とブログは、自分の経験を記すという共通点があります。

 

楽しいことや成功体験を書くことによって、ドーパミンの分泌を促し、集中力・記憶力を高め自高成長につながります。

フィードバック効果が得られる

先にも紹介した通り、ブログは日記と違いネット上に掲載されるため人の目に触れます。

 

そしてブログは、グーグルアナリティクスと連携することで、何人の人がどのくらいの時間その記事を見たか、ということが可視化できます。

 

誰にも読まれず、良いか悪いかの分析の出来ない記事を何枚描いたところで、方向性が定まらない限りいい記事は書けません。

 

見る人の評価が分かれば、文章の良し悪しを判断し、向上や修正に努めることができます。



ブログ継続の3つのコツ

ブログがアウトプットにいいと分かってもなかなか継続が難しいのも事実!

 

僕自身も初めて1年間、なかなか記事が更新できず放置する期間もあったりなど、順風満帆とは言えませんでした。

 

ここからは「アウトプット大全」の内容と僕自身の経験も交えながら「ブログ継続のコツ」を紹介したいと思います!

質にこだわり過ぎない

ブログを始めた当初は、やる気に満ちて書く内容にもこだわりを持って書き始めます。

 

ただ、最初に完璧な記事にこだわると後々どうしてもしんどくなってきます。

 

どんな人でも何千文字の記事を量産するのは大変なことですし、始めてすぐはアクセスも少ないことから、モチベーション低下は避けられません。

 

今振り返ると、ブログ記事は最初から100点を目指さなくていい、と今は思います。

 

ブログは絵や音楽と違い、公開後に添削が可能です。

 

嘘や誇張を含めなければ、公開した段階では少ない情報量でも、知識が十分蓄えられたときに追記すればおのずと記事の質は高まります。

 

最初から100点も目標とせず、まずは30点でもいいのでとにかく仕上げる。

 

それがしんどい思いをせずブログを継続させるコツだなぁ、と今は思います。

制限時間を設ける

ブログには特にゴールというものはなく、どこで完成とするかは自分のさじ加減によります。

 

それゆえにだらだらと時間をかけてしまうがあります。

 

しかし、当たり前のことですが時間をかけたからと言っていい記事ができる、とは限りません。

 

むしろ、5時間かけて仕上げる記事を、1時間集中して仕上げたほうがずっと価値が高いです。

 

最初はそのことに気づかずだらだらと長く時間をかけてしまってました。。

 

今は「ポモドーロタイマー」を使って時間管理しながら記事を仕上げるようにして、作成速度が飛躍的に向上しました。

 

ポモドーロタイマーに関して、以下の記事で紹介していますので、興味のある方はご一読いただければありがたいです!

ポモドーロタイマー兼TODOアプリの決定版!『 Focus To-Do』有料版と無料版の使い方を徹底検証!

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テンプレートを活用する

ブログを書くときに意識するようにしていることがあります。

 

それは「手が止まる時間がないか」という点です。

 

人間の脳は、個人差がありますが平均して「同時に3つ程度のことしかできない」と言われています。

 

ブログを書くときはどうでしょう?

 

文章の内容を考えながら、全体の構成を考えつつ、画像の差し込みが必要か考えて。。。など、文章を書く以外に考えることがたくさんあります。

 

なのでブログを書くときは、それぞれの作業に集中できるように分業を行うことがおすすめです。

 

その時力になるのが、ブログの構成をテンプレート化することです。

 

僕の場合、書評のテンプレートは「悩み」→「何が得られるか」→「どう変わるか」という構成にしています。

 

そのテンプレートにのっとることで、構成に関してあれこれ考えることなく、書くことに専念できます。

 

もし記事を書くときに、手が止まる時間が多く発生するのであれば、一度立ち止まってその原因を考えてみるのもいいかもしれません。

終わりに

アウトプットトレーニングでのブログのメリットと継続のコツについては以上になります。

 

もちろん人によってはネットでの発信に抵抗があるかたもいらっしゃると思います。

 

その場合は身近な誰かに見てもらって感想をもらうのもいいかもしれません。

 

自分だけの視点では見えなかった発見が、ほかの人の視点を借りることで見えてくることも多くあるのでおすすめです!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!




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