
この記事ではドラム音源の定番「BFD3」のインストール方法の紹介をします。
五年ほど前にsonarを使用していたときにBFD3を購入したのですが、多機能であるが故に全然使いこなせず放置していたのですが、Cubase10乗り換えのタイミングで再挑戦してみることにしました!
ただ、購入がずいぶん前ということに加え、PCも買い替えてしまっているのですんなり再インストールできるかな?と思っていましたがすぐに、そしてとっても楽にできました。
そのインストール手順と、そもそもBFD3って何?という点を含めて紹介していきたいと思います!
目次
BFD3とは
BFDシリーズとはFXpansion社が提供するアコースティック・ドラム音源です。
その大きな特徴は世界的に有名な音楽スタジオで収録したリアルな音源と、150GBという圧倒的なサンプル容量です。
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音の比較
リアリティを追求したドラム音源というだけあって、サンプル音源のクオリティはかなり高く、かつ、余韻などがとても自然で高音質です。
Cubaseに標準で搭載されているGroov Agent SEと比較をしてみたいと思います。
■Groov Agent SE
■BFD3
※上記音源はプリセットの音源そのままです。どちらもソフト上で音質の調整が可能です。
ヘッドホンで聞くと違いがよくわかると思いますが、BFD3はドラム音源としてとてもリアルな響きをしてます。
また、各楽器のチューニングも行えるため、ドラムの鳴りにこだわる方にはお勧めです。
必要スペック
以下のページに動作環境が記載されています。
推奨PCスペックとしてはCore i7以上、メモリ8GB以上となっています。
私のPCはCore i5 4590、メモリ8GBなのですが、推奨スペックに達していないだけあって、かなり動きがもっさりしてます。
BFD3単体なら問題ありませんが、いくつもプラグインを起動していたら音は途切れますし結構な頻度で落ちます…
なのでPCスペックが動作条件ギリギリ(Core i5 2400、メモリ4GB )の場合はあんまり使用は快適ではない可能性が高いので注意が必要です。
インストール手順
BFD3本体インストール
まずBFD本体のインストールを行います。
BFD公式サイトからログインし、BFD3の以下のURLをクリックします。
遷移した画面の「SOFTWARE DOWNLOADS」から任意のバージョンを選択します。
以前インストールしたときはWindows7でしたが、現在はWindows10ですので、最新バージョンである「BFD3 V. 3.3.0.43」をインストールしていきたいと思います。
その後インストーラのzipファイルのダウンロードが始まりますので、ダウンロードが終了したら、zipファイルを展開します。
インストーラだけでも155MBと結構重く、本体も55GBと大容量なので、できたら余計なものはCドライブ以外に保存するようにします。
ちなみにですが、僕は当初外付けのHDDに保存していたのですが、なぜか一部のドラムキットの読み込み不良が発生しました(プリセット読み込みしても反映されない)。
ストレージの種類をSSDに変えてみたところ、問題なく読み込めるようになったので、できるだけSSDへの保存をお勧めします。
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展開にしたフォルダ直下に「BFD3 Installer Win.exe」がありますので、こちらを起動します。
インストーラが立ち上がったらインストールバージョンが正しいか確認して「Next」を押下します。
遷移した画面でLicenseの同意、本体とプラグインのダウンロード先ディレクトリパス選択、ショートカットの作成の有無などを選択すればインストールが開始します。
インストール後、以下の画面が表示されれば正常にインストール完了です。
Core Libraryのインストール
本体のインストールが完了したので、付属のUSBからCore Libraryのインストールを行います。
USBをPCに接続し、「BFD3_Core_Library_Win.exe」を起動します。起動しますをインストール設定のダイヤログが表示されますので入力を行っていくのですが1つだけ注意点があります。
Core Libraryはかなり大容量のため、空き容量の豊富なストレージへの保存をおすすめします。Core Libraryに関しては保存先がCドライブ以外でも問題ありません。
インストールが完了したら、先ほどインストールしたBFD3本体が動作するか確認します。
BFD3を起動すると、インストール後の認証としてログインを促されますので、公式サイトにログインした際のユーザ情報でログインを行います。
ダイヤログが変化しますので右下の「Authorize」を押下します。
その後、「success」と画面に表示されれ認証完了です。認証完了後は上記の画面を落として結構です。
BFD3を確認すると以下の画面が表示されいますので「OK」を押下します。
Core Libraryの読み込みが始まります。終了後以下の画面が表示されます。
今回はひとまずなにも変更せず「Do It!」を押下します。
これでインストール作業は完了です。
オーディオインタフェースの設定
インストール後、使用しているオーディオインタフェースの設定を行います。
※CubaseなどDAWから呼び出して使用する場合はこの設定は不要です。
BFD3の画面左上の「Options」から「Open Audio preferences」を押下します。
私の場合はQUAD-CAPTUREを使用していますのでASIO deviceでQUAD-CAPTUREを選択しFinishedを押下します。
以上で設定は完了です。後はプリセットを読み込めば使用することができます。
容量が大きいためインストールはかなり時間がかかり、ほとんどなにもしてないのにちょっと疲れました。
ただ、5年ほど前に購入したものでも問題なく最新版が使えて安心です!
CubaseからBFD3を呼び出して使用する!
もちろんですが、BFD3もホストアプリケーション内でインストゥルメンタルとして使用することが可能です!
僕はCubaseを使用していますので、CubaseでのBFD3の呼び出し方について紹介しているので、ホストアプリケーションでの呼び出し方が知りたい方はご一読いただければ嬉しいです!
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【Cubase10】CubaseからBFD3を呼び出して使用する!
続きを見る
追記:BFD3の使い方について
BFD3の機能紹介と使い方について以下の記事で紹介しています!
基本的な内容になりますが、購入したばかりでまだ使い方が分からない方の参考になればうれしいです!
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BFD3の各画面やボタンの名称・使い方を紹介します!
続きを見る
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