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Native Instrumentsのドラムサンプラー『Battery 4』の特徴と魅力を紹介!

kamotani
Native Instruments『Battery 4』の使い方を紹介します!

この記事ではNative Instruments社のドラムサンプラー『Battery 4』を使い方を紹介します!

 

Battery 4の特徴はシンプルな操作性、サンプリングならではのカスタマイズ性、そしてサウンド編集のために必要なエフェクトやループ機能を備えた強力なドラムキットです。

 

ほかのドラム音源とは少し違った、サンプラーとしてのドラム音源としての使い方を紹介したいと思います!



『Battery 4』の3つの特徴

1.豊富なプリセット

Battery 4の特徴一つ目は、豊富なプリセットの数です。

 

143ものキットが用意されており、ばらつきはありますが1つのキットに30~50程度のサンプルサウンドが用意されているため、サウンド数でいうとかなり豊富なプリセット数だと思います。

 

自分の好みのサウンドを探すときは検索機能で絞りこんで探すのがおすすめです。

 

一つ一つ聞くには、とてもではありませんが、かなり時間がかかってしまう多さです。

ただ、Battery 4の「音」には明確に特徴があります。

 

ドラムキットという性質上、プリセットにアコースティック音源は極端に少ないです。

 

いくつかはありますが基本デジタル寄りの音が大部分なので、そこは理解したうえで選んだほうがいいと思います。

2.ドラッグアンドドロップで簡単カスタマイズ

キットやサンプルの読み込みはとてもシンプルです。

 

対象のキットをセルグループにドラッグアンドドロップするだけです。

 

サンプルはそれぞれのセルにドラッグアンドドロップすることでセットすることが可能です。

また、Battery 4ではプリセットだけでなく自身のwavファイルなどもサウンドとして使用することができます。

 

その場合は「Files」タブを選択後、読み込ませたいファイルをサンプルの時と同じくドラッグアンドドロップでセルに設定ができます。

3.エフェクトやループで音を加工

Battery 4ではプリセットを読み込むだけでなく、セルに設定したサンプルや自身のファイルから読み込んだサウンドにエフェクトをかけることが可能です。

 

セルグループ下部に「Main」「Effects」「Modulation」「Setup」「Editor」「Master」のタブがあります。

 

「Main」タブでボリュームやピッチの編集、「Effects」タブでフィルターやコンプなどかけることができます。

 

「Master」タブはセルグループ全体のリバーヴやディレイなどの調整が可能です。

おすすめの使い方

Battery 4のおすすめの使い方としては、「自分好みのキットを作る」ことかだと思います。

 

先述したようにプリセットは大量にあり、全てを把握するのはさすがに難しいので、自分の作りたいジャンルにあったそれぞれ個別の音を集合させ、ほかのプリセットは作曲の行き詰った時のアイデアとして取っておく、ぐらいが効率のいい使い方ではないかと思います。

 

自分好みのキットを作成する方法ですが、File>New Kitを選択すると新規キットが作成されるので、Library>Samples>対象のジャンルを選択し気に入ったサンプルをキットにドラッグアンドドロップで追加できます。

 

左下のスピーカーアイコンをONにすることで視聴しながら選択することもできますので、この方法でまずはお気に入りのキットを作成し、曲作りに活かしてみるのがおすすめです!

『Battery 4』の購入は『KOMPLETE』がおすすめ

Battery4ですが、購入を検討されている方は、同じNative Instruments社のバンドル製品「KOMPLETE」もチェックしておくことをお勧めします。

 

その理由はBattery4を含む60種を超えるインストゥルメントやプラグインシンセが通常の価格より格安で購入できるためです。

 

Battery4の単品価格は¥26,800、通常のKOMPLETEが定価¥72,400なので、他にNative Instruments社のインストゥルメントやプラグインシンセが1つか2つある場合はKOMPLETEを購入したほうが間違いなくお得です。

 

 

なお、KOMPLETEにはSELECT、通常版、ULTIMATEとグレードに分かれ、それぞれのグレードで含まれる製品の数が行るので必要に応じたグレード選びが必要です。

 

それぞれのグレードの主な違いについては以下の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください!

 

2020年シンセサイザーバンドルの決定版!!KOMPLETE12のメリットと選び方を紹介

続きを見る

 

 

おわりに

『Battery 4』の紹介はここまでになります。

 

使ってみた感想としては、Battery 4内部での音作りは調整程度にとどめておき、使いたい音をBattery 4でとりこみ調整する。

 

僕の理想の使い方としては3~4曲程度のサウンドをBattery 4に取り込み、吟味しながら曲作りをするとはかどりそうな気がします。

 

また、使い方次第でライブでも活躍するソフトという印象を受けました。

 

次回はBattery 4のループ機能などについても紹介できたらと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!




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