
以前高機能ポモドーロタイマー「Focus To-Do」のインストールと使い方について紹介しました。
-
-
ポモドーロタイマー「Strict Workflow」と「 Focus To-Do」を試してみた!
続きを見る
インストールしてからどっぷりはまり、とうとう無料版では我慢できなくなり有料版を購入しました!
この記事では有料版と無料版の違いと使い方を紹介していきます!
この記事はこんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- タスク管理も一緒にできるポモドーロテクニックを探している
- どれだけ頑張ったか確認できるポモドーロタイマーを探している
- 現在「Focus To-Do」の無料版を使っていて、有料版への切り替えを検討している
正直「Focus To-Do」は無料版でもほかの無料のポモドーロタイマーを比べ遥かに多機能だと思います。
反響も多くApp Storeの評価1878件かつ4.7という超絶高評価。1か月使ってみてこの評価は心から間違いないと思える。。。
ただ!強いて言えば、無料版はプロジェクトの作成が5つまでという制約が、全く致命的ではないけど惜しい!
有料版は買い切りで1080円とお手頃なので購入を決めました!
無料版の使用方法おさらい
以前の記事で基本的な使い方を紹介したので、1か月使ってみて「便利!楽しい!」と感じたことを中心に紹介していきたいと思います。
これから紹介する機能は全部無料版でできることです!
ちなみにこの記事ではスマホアプリ版を扱いますが、iOSとアンドロイドの違いはほぼありません。少しUIが異なる程度、使用方法は同じです。
1.期限に応じてプロジェクトを自動で振り分けしてくれる
『Focus To-Do』の基本的な使い方は、まず「プロジェクト」を作成します。
そしてそのプロジェクトの「タスク」を作り、その「タスク」を対象にポモドーロを実行する流れになります。

TOP画面
作ったタスクは期限が設定できます。
期限は具体的に〇月〇日と設定もできますし、無期限で設定することも可能です。
期限を設定するとすべてのタスクを期限別に自動振替してくれます!
なので、プロジェクトをたくさん作っても期限をいちいち確認する必要がなく、緊急度の高いタスクから実行することができます。

作ったタスクを期限別に自動振り分け

すべてのタスクが期限の早い順に表示される
2.ポモドーロと休憩の時間を自由に変更できる
ポモドーロテクニックは、基本的には25分の作業と5分の休憩を繰り返すものです。
ただ重要な点は、集中状態に効率よく入り、疲れ切る前に休憩することで集中のループを作り出すことです。
集中状態に入る時間・疲れを感じる作業時間には個人差があります。
『Focus To-Do』では、1ポモドーロと休憩時間を自由に変えることが可能です。
自分にぴったりの時間を設定し、ポモドーロテクニックの効力を最大限まで引き出しましょう。
3.ポモドーロと休憩の詳細な設定ができる
これもポモドーロタイマーの基本的な機能ですが、『Focus To-Do』も例外なく備えています。
どうしても休憩を長くとってしまう方や、強制的に集中力を向上させたい方は強制開始にしてもいいかもしれません。
4.2種類の期限:ポモドーロ数と日時
そして作成したタスクには2種類の期限を設定することができます。
1つ目の期限は日時による期限です。これはほかのポモドーロタイマーにもよくある機能だと思います。
珍しい機能だと思ったのは、2つ目の期限、ポモドーロ数による期限です。
ポモドーロとは1度の作業時間(デフォルト25分)を指します。
『Focus To-Do』ではこのポモドーロの数の上限を設定することができます。
なので、期限は特に設けないけどそこまで時間をかけたくないタスクを設定することができます。
5.レポートで頑張りや傾向を可視化
僕が『Focus To-Do』に決めた理由の1つが、このレポート機能でした。
レポートは日、週、月別に実行したプロジェクトや作業時間、作業間隔を確認することができます。

プロジェクトの円グラフ
僕はつい休憩時間を長く傾向があるようです。。。気を付けます!

ポモドーロの感覚が一目で確認できる
6.サブタスクを設定して進捗管理
プロジェクトを作ったら、その中にタスクを作成する、と書きましたが、さらにタスクを細分化することができます。
細かい作業ごとにタスクを作成してたらTODO全体が見にくくなるので、できるだけ同じような作業は子タスクとして作成するのがおすすめです!
7.地味だけど楽しい森育成
この機能は最初、「正直いらないかなぁ」と思ってましたが、現在は休憩になったらすぐ開いてます。笑
その機能とは「森育成」といって、ポモドーロを実行したりタスクを達成すると「日光」という、
森を育てるためのポイントがもらえ、それを取得することであなただけの森を育てることができます!
しかしこの森、中々成長しません!笑
現在80時間弱でレベル3。。。
はまると結構楽しいです。ただスマホアプリ限定の機能でPCにはこの機能はないのでご注意を!
8.その他いろいろな機能
上記で紹介した以外にも、「チーム」を作成してそれぞれの作業時間を確認できたり、休憩終了と作業完了時の音を選べたり機能は様々です。
もちろんこういった機能を使わず、ポモドーロタイマーとしてだけ利用することもできます。
無料版と有料版の違い
ここまで無料版の機能を見てきましたが、ここからは有料版について紹介していきたいと思います!
無料版から有料版へのアップグレードで以下の機能が解放されます。
有料版で解放される機能
- 全デバイス間での同期機能
- データのクラウドバックアップ
- より詳細な統計レポート
- プロジェクト数の制限解除
- 手動によるポモドーロ記憶の追加と編集
- より多くの完了済みタスクやポモドーロ記録を確認する機能
- アプリのブロック
- 日、週、月ごとのレポート
- タスクのリピート機能
- ポモドーロタイマーのカスタマイズ
- そのほかの新機能
まず有料版への切り替えてみてよかった点を挙げたいと思います!
有料版おすすめポイント①:プロジェクト数の上限解放
これが欲しくて有料版を買ったところ、あります!
無料版では5つまでしかプロジェクトが作成できません。
それでも致命的な問題ではないんですが、タスク管理アプリとして最大限に使うには、プロジェクト制限解放が必要だったのでこれはありがたいです。
有料版おすすめポイント②:リマインダー機能(忘れ防止)の充実
無料版だと、当日のタスクがある場合、その当日に通知するだけでしたが、
有料版はその通知を出したい日に出すように設定ができます。また繰り返しの通知も可能です。

タスク設定画面

リマインダー設定例
有料版おすすめポイント③:さらに詳しく見やすくなったレポート機能
レポート機能は有料版はずっと見やすく&詳細まで見れるようになります!
見栄えもそうですが僕が嬉しかったのはプロジェクトだけでなくタスクを対象にレポートが見れるようになった点です。

プロジェクトだけではなくタスクのレポートも可能
有料版の改善してほしい点:ブロック機能がうまく機能してない
アンドロイドアプリ版には「ブロック機能」として、タイマー作動中に指定したアプリの実行を禁止する機能がありますが、この機能が正常に動作していないようです。
詳しくはスマホ内のアプリ(設定やメーラー)は禁止できますが、スマホ外のアプリ(TwitterやYouTube)に関してはブロック対象に設定しても普通に開けちゃいます。
僕は特に必要としていないですが、あればうれしい人もいそうな機能なだけこれはちょっと残念!
まとめ:有料版に切り替えるメリットは?
TODO・やることリストとして最大限に使用した方にはおすすめです!
また無料版のレポートより詳細な内容が見たい方にもおすすめです。
逆に、無料版の内容で満足している方や、ポモドーロタイマーの機能で十分という方には無理に有料版に切り替える必要性はあまり感じません。
プロジェクト数の開放などが必要になったときやレポートをもっと活用したいと思ったタイミングで切り替える、という形でいいと思います!
ちなみに当たり前ですが有料版の切り替えで今までのデータの初期化される等はありませんのでご安心を!
また従量課金ではなく1回限りの買い切りですので、1度購入すればずっと有料版の機能で使用することができます。
おまけ:『Focus To-Do』でアウトプットを実践
ポモドーロテクニックで「アウトプット大全」のアウトプット術を実践
『Focus To-Do』のポモドーロテクニックの導入ができたら、次はアウトプットの移ると思いますが、
アウトプットについてまとめた書籍『アウトプット大全』について以下の記事で紹介しています!
興味あるからはご一読いただければありがたいです!
-
-
図解で解説『アウトプット大全』要約 ~アウトプットの重要性編~
続きを見る
自動開始設定をONにして強制ポモドーロ!
ポモドーロタイマーを使っての時間管理に慣れてきたら、ポモドーロと休憩を自動開始に設定するとより作業に没頭できます!
個人的にポモドーロテクニックの最大のメリットは、集中しても疲れない時間で作業を区切ることで、結果として何度も集中した作業時間を作り出すことだと思います。
ただ、作業と休憩の終了を手動にすると、「もう少し集中して続けられそうだからもうちょっと作業しよう」「さっき作業を長く行ったから休憩も多めにとろう」という思いが生まれ、ポモドーロのリズムを崩してしまうことがあります。
ある程度ポモドーロテクニックを活用してきたら、「自分が集中できるまでの時間」はつかめてくると思うので、思い切ってポモドーロと休憩を自動開始に設定することをおすすめします!
これはツボにはまればずっと作業しても疲れない&集中が途切れないので、ある程度ポモドーロテクニックのコツをつかんできた方は是非試してみていただければと思います。

Focus ToDoなら「設定」から自動開始設定を変更できます